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給食調理員の仕事内容とは?働くやりがい、大変なことまで解説

給食調理員は保育園や小中学校で「給食の先生」と呼ばれる仕事です。
給食の先生ってどんな事をやっているの?資格は必要?磨けるスキルは?
ここでは給食調理員になるために必要なスキルや、仕事内容、大変な事までを解説します。

給食調理員とは

給食調理員の仕事は管理栄養士、栄養士などの指示に基づいて食材の発注から調理、清掃を行います。

給食の目的は、育ち盛りの子ども達に栄養バランスのいい食事を提供するだけでなく、毎日同じ時間に食事を取る事によって正しい生活リズムを身に着け、友人と一緒に食事を取る事によって、人間関係の形成や食事のマナーを学ぶなどの目的もあります。

保育園の給食調理員は毎日の昼食に加えおやつ作りもあります。
幼児は離乳食やアレルギー除去食などの種類が多く分かれており、子どもの成長にあわせて柔らかさや食材の切り方を変えたりと、まとめて大人数分を調理すれば良いだけではありません。

近年では「食育」が注目されるようになり、保育園・幼稚園、小中学校では自分たちで野菜を育てたり、調理したりと子ども達が食に興味を持ち、食事が楽しみになるように色々な取り組みを行う施設も多くありますが、どの事業所でも共通しているのは、管理栄養士・栄養士などの指示や献立表に基づいて食材の発注や管理、調理や盛り付け食器類の洗浄、ごみ処理といった、調理とクリーンな調理環境を整えるという事です。

給食調理員の仕事内容

仕事内容

給食といえば、調理や盛り付け、配膳といった仕事が思い浮かぶかもしれません。
しかし、食材の下処理や在庫の管理、食器や調理器具の洗浄消毒、調理室の清掃、衛生管理、食材の選定や発注といった事務処理、栄養士の場合には献立作成や栄養計算、等、給食には様々なお仕事があります。

一日の流れ

事業所によりタイムスケジュールは様々ですが、一般的な1日の流れです

7:00
出勤 健康チェック・手洗いうがい・白衣への着替え

7:30
調理場の消毒 調理台やシンク、調理器具の消毒

8:00
食材の搬入 業者から納品された食材の検品作業

8:30
打ち合わせ 管理栄養士や栄養士とその日の献立や調理方法について打ち合わせをします

9:00
食材の下準備・調理を行います

11:00
配食 出来上がった給食を教室に運ぶためのバットに配食します

12:00
昼食 給食を提供後は調理員も昼食を食べて休憩します

13:00
片付け・打ち合わせ 戻ってきた食器の洗浄と調理場の片付けをし、管理栄養士や栄養士と翌日の給食について打ち合わせをします
保育園の場合はおやつの調理準備も始めます

14:00
保育園の場合はおやつの調理を行います

16:00
退勤 打ち合わせや翌日の準備が終わったら勤務終了です

 

「単独調理方式」と「共同調理場方式」と「外部委託方式」

「単独調理方式」

それぞれの施設(事業所)に給食室が設けてあり、その施設に通所・通学している児童や生徒、教職員などの分を調理し提供しているところです。

「共同調理場方式」

いわゆる給食センターと呼ばれる施設で、提携もしくは契約している施設の分だけまとめて調理、提供している方式です。
また、調理後は、施設に給食の配送も行っている場合と、配送業者に委託している場合もあります。

「外部委託方式」

給食事業の運営を外部の事業者に依頼することです。
外部委託サービスを利用するのは、保育園、老人ホーム、病院、学校、企業の社員食堂など様々です。

委託会社は、管理栄養士や栄養士、調理師を現場に派遣し、毎日の献立の提案から食材の調達、調理、食事の提供、スタッフの管理といった運営を行います。食の安全・安心を守りながら、必要な栄養と献立を実現させます。

給食調理員として働くやりがい

「おいしい」と言われること

施設(事業所)内で調理を行っているところでは直接、「おいしい」「おいしかった」と声をかけて貰えることが多いです。
特に保育園や小学校では毎日ように子ども達の「おいしかった」の声と一生懸命食べている姿が見れます。
「今日の給食なあに?」と目を大きくして給食室をのぞき込んでくる子ども達の期待に応えられるよう、日々頑張っています。

食を通して大勢の人たちの役に立つ

給食では栄養バランスやカロリーを考慮して一度に大勢の人たちに給食を届けます。
ご家庭の間で「今日の給食はこんなだった!」と、コミュニケーションに役立っていたり、保護者からレシピを教えて欲しいと問い合わせをいただいたり、施設(事業所)外でも給食が活躍していて驚かされることもしばしば。
たくさんの人たちの健康管理を補助する社会的意義の高い仕事です。

料理の腕が上がる、手際が良くなる

決められた時間までに急ぎながら丁寧に一度に大量の食材の下準備から調理を行うので自然と手際が良くなります。
また、料理により食材の切り方を変えるので、自然と切り方も覚えます。
白米もタイマー式のところもあれば、ガス式で自分たちで火加減、時間調節をしなければならない所もあるので、上手に炊けたときは自分の技術向上を実感し嬉しくなります。

給食調理員の大変なところは

飲食・調理業は他の業界に比べると従業員同士のチームワークやコミュニケーションが重要です。
同じ調理でも、他のサービス業や飲食業ではシフト制なので、休憩は別々にとることが多いですし、出勤も退勤も別々であることがほとんどです。

しかし、給食調理の現場ではシフト制ではないので、出勤から退勤まで昼休みも含めてみんな一緒に過ごすことになります。
お昼も休憩室で一緒に食べ、食後もそのまま休憩室にいる事が多く、一人の時間がほとんど無いのでストレスに感じてしまう人もいます。女性比率が高い職場でもあるので、女性が多い職場特有のストレスを抱える人もいます。

 

重労働できつい

一度に大量の食材の調理、大きな調理器具を使用・洗浄するので、腱鞘炎や腰痛になる方が多いです。
大量の食材を切ったり、大量の食器を運んだりと一度きりの作業ではなく、繰り返して行う作業が多いのが特徴です。
もちろん、軽いものを運ぶ事もありますが、「繰り返しの作業」「立ちっぱなし」「動きっぱなし」で体力を使います。

 

衛生などのルールが厳しい

職員の朝の体調チェック、月に1回の細菌検査、調理器具の消毒や食材の洗い方など、とにかく衛生に関するルールが細かく設定されています。
施設(事業所)にもよりますが、下処理用は赤色・切り込みの時や調理の時は白・洗浄の時は水色のエプロンと作業によりエプロンの色を変えていたり動線による細菌の汚染を極力抑えるための施策です。
安心・安全の給食を届けるためには徹底した衛生ルールが必要となります。

給食調理員に資格は必要?

給食調理員に資格は必要ありません

学校給食の多くは「外部委託方式」を取り入れており、ほとんどの給食調理員はパート社員や派遣社員として無資格で調理、調理補助業務にあたっています。
また、多くの施設(事業所)では正社員は責任者として他のスタッフへ指導をする事が前提として採用、人事配置をされるので、正社員として給食調理員の仕事に就くには国家資格である「管理栄養士」「栄養士」「調理師」のいずれかを必須としています。

しかし、公務員として学校給食で働くとなると「管理栄養士」「栄養士」と応募資格に定められ、調理師は応募資格に認められていない自治体があります。なおかつ都道府県や市区町村の採用試験、いわゆる公務員試験に合格しなければなりません。

資格取得をするには?

管理栄養士・栄養士の場合は、短期大学・大学・専門学校での取得が一般的です。
しかし、調理師免許は学校を卒業していなくても調理実務経験があれば筆記試験を受けて取得できます。
給食調理員として働きながら実務経験を積んで調理師免許を取得する方も多いです。

 

給食調理員の仕事は働きやすいって本当?

同じ調理の仕事でも飲食店ではサービス業の為、土日祝は絶対に出勤だったり、深夜帯の仕事もあったりとシフト制になってきますが、給食調理員は同じ調理の仕事でも土曜日、日曜日、祝日はお休みといった固定休みで業務は夕方で終了なので予定が立てやすく、プライベートを充実させられます。

また、学校の給食室や給食センターでは給食を食べる子ども達がお休みの為、夏休み、冬休み、春休みなどに合わせて長期休みがある施設(事業所)もあり、子育て世代も働きやすい環境です。
しかし、パート社員や派遣社員は時給制なので、長期休みの時は勤務自体がなくなり、収入の安定は見込めません
そのため、長期休み中は出勤して大掃除や調理器具を磨いたり、環境整備に努め、調理以外の業務をして過ごす施設(事業所)も多くあります。

同じ給食調理員でも保育園では長期休みが無いので、安定した収入も見込めたり、幼児向けの量なので、学校給食に比べると力仕事も少なく最近、注目され人気が出てきています。

弊社では施設(事業所)とのやりとりも本部がフォローいたしますので、子育てしながら長く働いている多数のスタッフがおり、これまでの経験や日頃から培っているスキルを存分に活かせる職場を多数ご用意しております。

給食調理員に向いている人

テキパキ動ける

給食調理員は決められた時間に給食を提供するのが仕事です。
人員も給食を食べる人数により決められているのでテキパキと動かないと給食の提供時間に間に合いません。
仕事の優先順位を考慮しながら、要領よく業務を進める力が備わっていることが望ましいでしょう。

 

協調性が高い

給食調理員はチームワークが必要とされます。周りと協力できることや報連相がしっかりできることが大切です。
大量の調理は一人ではこなせません。周りの人と協力し合いながらコミュニケーションを取り、物事を進める事が出来る人が仕事に向いていると言えそうです。

 

シングルタスク向きの人

飲食店などの調理では同時にいくつもの事をやったり複数の注文をこなしていく「マルチタスク」に対して、給食調理の仕事は献立や提供時間が決まっているので予定通りに進める「シングルタスク」です。
予定をたて、決められた事を黙々とこなしたい方は同じ調理の仕事でも給食調理員の方がより向いていると言えるでしょう。

 

体力がある

大量の調理をこなす給食調理員は体力も必要です。
家庭では使わない大きな調理器具を使ったり、繰り返しの作業も多く、朝も早い。
通常の飲食店に比べると衛星管理のルールも細かく、夏は暑い中火を扱いますし、風邪が流行る時期には罹らないように気を遣わなければなりません。

仕事をはじめたばかりの頃は思っている以上に環境の変化や緊張、人間関係など、覚える事が多くて疲れてしまいます。
慣れてしまえば大丈夫ですが、未経験の方は特に慣れるまでは大変です。

給食調理員に向いていない人

単純作業が苦手

調理には清掃や下準備、食器類の洗浄などいろいろな作業が発生しますが、単純作業もあります。
たとえば、にんじん30本を同じ切り方で切る、食器をクラスごとに分けて配置するといった繰り返しの作業が多くあります。
衛生管理に気を付けながら行う繰り返しの作業はコツコツとした作業が苦手だと苦痛に感じてしまうかもしれません。

 

チームプレイが苦手

給食調理の仕事では、材料の下準備・調理・器具の洗浄・配缶などいろんな作業が同時に行われています。
各作業がうまく連携できないと、時間に間に合わないなど、業務が滞ってしまいます。
給食調理では時間が決められているので、各作業を手際よくスピードを重視して大量の調理を行わなければなりません。

 

気が弱く繊細な人

給食調理は時間通りに給食を提供しなければなりません。
時間に追われながら作業をするので、忙しい時はイライラしたり厳しい口調になってしまう人もいますし、責任者や先輩からの指示も飛び交います。
時にはキツく言われてしまう事も...さっきはキツイ指示があったのに休憩中には笑って話しているなんて事も日常茶飯事です。
ひとつの事で思い詰めてしまうよりも、あまり深く悩まずに業務中と業務外で気持ちの切り替えが必要です。

給食調理員は職を通して子供たちに関われるお仕事

給食調理員は食を通じて子ども達の成長に関われる魅力があります。
「家では嫌いで食べない野菜が給食なら食べられた」「だんだん大きな具材も食べられるようになった」「今日の給食は何?と食に興味を持ってくれた」など、子どもの成長や笑顔を身近に感じられる事は給食調理員の最大の魅力と言えます。
子どもが好き、調理も好きという方は、給食調理員がおススメです。

大切にしていること

弊社で運営する給食室では新鮮な国産食材を使用して手作りすることにこだわっています。
献立に季節感を出し、イベント食も実施しています。
子ども達の成長ステージに合わせて、食材の大きさや固さを調整して、家庭での食事で不足しがちな栄養を給食で補えるように気を配っています。
苦手な食材を食べられるようになったと聞くと、心の中でガッツポーズをしてしまいます。
子ども達が、食事って楽しいな、みんなで食べるのはうれしいなと、食へ関心を持ってくれるように努めています。
子どもの成長を食で支える事を第一に給食を作っています。

給食調理員として働こう!

セーフティでは未経験者の積極採用を行っております♪
今までのご経験を活かして、自分の得意なコトを見つけ、伸ばしていけるように、
未経験者もご経験者もOJT研修や定期面談を通してしっかりとサポート!

派遣社員の方には担当者が定期面談を通して日々のお悩みからキャリアプランの相談、
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