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インタビュー INTERVIEW02

入社以来、
“飽きない日々”を
送っています。

Profileプロフィール

中野梨絵子

営業本部 営業企画・推進部 ビジネスプランナー/2016年入社

大学卒業後、食酢メーカーに入社。在籍5年の間に東京、仙台、大阪での勤務を経験し、法人営業として飲食店や食品メーカーへの商品提案を行なっていた。キャリアステップを考え転職活動をしていたところJRIの求人を見つけ、2016年5月にビジネスプランナー職として入社。現在は、ライオン(株)を担当している。

“クライアントのマーケティング担当”
として、販促のカギを握る仕事。

前職は、食酢メーカーで法人営業をしていました。業務用として飲食店へ卸したり、食品メーカーへ原料として導入してもらうよう提案したりするのが主なミッションです。仕事を通じて感じたのは、商品が売れるためには商品そのものの魅力や価値とは別に、「いかにその良さを伝えるか」も重要だということ。商品自体が優れていることも大切ですが、売り方の工夫によっても結果が変わってくる点に面白味を感じたんです。

そんな体験もあり、転職活動では販促関連の仕事も視野に入れながら求人を探していました。たまたま見つけたJRIの募集で、「メーカーや小売店に成り代わり、店頭での販促最適化を行なう」という業務内容を見て、まさに興味を抱いていた分野だと思い、応募。まだ活動初期だったのですが、面接でお会いした社員の方々の人柄にも魅力を感じ、早々に入社を決めました。

ビジネスプランナーとしての私のミッションは、店頭販促の企画立案を通じて対象商品の売上を最大化することです。具体的には、クライアントが立てた販売計画概要をもとにしながら、先方担当者と一緒に棚割や陳列方法、設置POPの種類に至るまで売り場の詳細を決めます。現場での売場づくりを担当する「フィールドパートナー」というスタッフたちが無理なく実行できるか、といった難易度の検討や、実施する際のマニュアルをどの程度用意するか、などについても話し合いを重ねていくんです。

店舗での施策実施後は、以降の売上変動や来店客の反応など、データを集めて再びクライアントを訪問し、検証と改善案を立てる…この繰り返しによって売上を最大化していきます。“クライアントのマーケティング担当者”のようなポジションなので責任重大ですが、やりがいはそれ以上です。

ルーチン業務がなく、毎日が新鮮。

JRIは2013年に設立され、現在は資生堂、ユニ・チャーム、ライオンの三社が共同出資しています。当社が展開するのは、店頭での販促活動を主としたMDマネジメント事業。メーカーとしては自社商品をより多く効果的に店頭に並べたいわけですが、実際の売場づくりは小売店任せにならざるを得ません。こうした課題を解決するのが私たち。メーカーでも小売でもない第三者の立場から、データベースやリサーチ情報を元に計画を立て、棚換え作業や売場メンテナンスを行ない、“売場の価値”を最大化します。

ヘルス&ビューティーケア業界におけるこうしたサービスは、専業のビジネスモデルとしてはまだ歴史の浅い分野です。当社はそのパイオニアとして、今まさに先例となる実績やノウハウを蓄積しているところ。クライアントにもその点ご理解していただき、一緒に試行錯誤させてもらっていることがありがたいですね。

対象となる商品も次々に新たなものが登場しますから、ルーチンワークとは無縁です。企画内容も実行難易度も、効果検証期間もそれぞれ異なりますから、前例のない中で判断を見誤らないようにするのは大変です。でも容易ではないからこそ、狙い通りの効果が出せたときは、思わず声が出てしまいそうなぐらい嬉しさがこみ上げてきます。

中途社員が事業の中核を担っていく。

今は目の前の仕事に取り組んでいますが、ゆくゆくはJRI全体や業界のための仕事をしたい、というのが私の目標です。先ほどもお話しした通り、業界としても比較的新しいサービスのためスタンダードはありませんし、会社としても創業期なので確立できていないことはたくさんある。“正解”がない分、できることが多いのは魅力です。たとえば現場で得られたノウハウも、今はプランナー個々人が持っている状態ですが、それらを共有化できるような仕組みを作ることで、ヘルス&ビューティーケア業界や自社に少しでも貢献できたら嬉しいですね。

企業の早期立ち上げのために親会社から出向してきてくださっている先輩方もまだまだ多く、頼ってしまうことも少なくないのですが、いつまでも居てくれるわけではありません。いつその時が来てもいいように、私たち中途入社のプロパー組が、中核を担う存在になっていかなくてはと強く思っています。

幸い、上司も社長もみんな同じフロアで働いており、物理的な距離も関係性も近い環境です。意見交換もしやすいですし、必要なときは惜しみなくサポートしてくれます。入社年次の浅い私がライオンのような大きなクライアントを任せていただけているのも、アーリーステージのJRIだからこその貴重な経験。この恵まれた環境を活かして、日々の試行錯誤の中で学んだことを少しでも後進に伝えられたらと思います。

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